2012年06月28日

f-Clan文庫と六使徒シリーズにつきまして

「廃王国の六使徒」「禁書庫の六使徒」を出版していただきました、三笠書房f-Clan文庫ですが、2012年4月刊を最後に休刊となっております。
出版社側からの公式発表がありませんでしたので、おしらせが遅くなり申し訳ございませんでした。
先日、Twitterの三笠書房営業アカウントより、質問への回答として休刊の発言があったため、こちらでもおしらせさせていただきます。

つきましては、六使徒シリーズの続刊についても今のところ予定がありません。
一話完結のお話ですので、正直ここで終わっても物語的な支障はないと思うのですが(そもそも、どこでも終われる、どこまでも続けられるお話、として作りました)、読者さんからの続きを望んでくださる声もとても大きく、イラストを担当していただいたTHORES柴本氏にも続刊に意欲的なお言葉を頂いておりますので、出来れば商業出版の形で続きを書きたいな、と思っております。
叶うかどうかはまったく不透明、というかまさに暗闇なのですが、忘れたころにでも、いいお知らせが出来ますように。
デザインなども美しいf-Clan文庫版をお求めの方は、お早めにどうぞ。

廃王国の六使徒 (f‐Clan文庫) [文庫] / 栗原 ちひろ (著); THORES 柴本 (イラスト); 三笠書房 (刊)
禁書庫の六使徒 (f-Clan文庫) [文庫] / 栗原 ちひろ (著); THORES柴本 (イラスト); 三笠書房 (刊)

※f-Clan文庫存続についての嘆願などは、残念ながら私宛に頂いてもどうすることもできません。どうしてもという方は、三笠書房さんに直接どうぞ。

個人的な余談は追記にて。私が少女だったころ、少女小説は混沌としたジャンルでした。
SFも、軍ものも、学園異能も、伝奇も、神話ファンタジーも支持を受けており、男性が主人公をはるのも当たり前でした。
それらはジャンルとしては少女小説の外で読めるものだったかもしれませんが、少女小説で書かれるそれらは、明らかに他で読めるものとは違っていました。
何やら独特な優しさと、尖りがあったように思います。
とても好きでした。
そんな少女小説を愛して少女小説家を目指した自分としては、少女小説には色んな可能性があっていいのだ、と思っていたし、思っているのです。
その「色んな可能性」のうち、自分がお手伝いできるものがあるなら、こういうものかな。と。
そういう風に思って参加させていただいた、f-Clan文庫でした。

そんなこんなで、ちょっと悲しいです。
ちょうど私の作家としての活動の方向性も、少し変えていかなければならないと思っているところなのですが、いつ何をやっていても、私は少女小説が好きです。
posted by 栗原 at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック